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主题:【原创】日本潜艇撞上日本货轮 -- 随便侃侃

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家园 "日本防卫厅不愿意透露姓名的发言人"?

晕了,日本的报道是“防卫厅透露”“海上保安厅透露”“海上自卫队透露”“官房长官说”“海上幕僚长说”,到了国内就变调。

海上自衛隊 潜水艦タンカーに衝突 けが人なし宮崎沖で浮上訓練中

 21日午前9時50分ごろ、宮崎県日南市の油津港の東約50キロの海上で、訓練で浮上中だった海上自衛隊第一練習潜水隊(広島県呉市)所属の練習潜水艦「あさしお」(長さ86メートル、基準排水量2、900トン、定員70人、艦長・隈元均夫二佐)が、パナマ船籍のケミカルタンカー「スプリングオースター」(4、160トン、17人乗り組み、ジェオナンガ・コンラド・ジー船長)と衝突した。

 第十管区海上保安本部(鹿児島市)と海上自衛隊によると、あさしおは艦尾の垂直の舵(かじ)が損傷して15‐20度傾き、ス号は船底中央付近に多数の傷と、破穴した30‐10センチ大のへこみ2カ所が確認され、浸水していた。双方の乗組員にけがはなく、燃料やス号が積んでいた有毒な化学物質の流出はなかった。

 十管はあさしおが海上の安全確認を十分せずに浮上した疑いが強いとみて、業務上過失往来危険の疑いで捜査。あさしおを油津港沖、ス号を鹿児島県志布志港沖に停泊させ船体を実況見分し、双方の乗組員から事情聴取した。防衛庁も海上幕僚監部内に事故調査委員会を設置、原因究明に乗り出した。\r

 海上幕僚監部によると、あさしおは浮上前に海面上の音を探知、船が後方に遠ざかったことを確認して浮上しようとしたが、再度船の音を探知し、潜水しようとした際に艦尾の縦舵がス号に衝突した。海幕は後方に過ぎ去った船とス号は別だった可能性があるとみて、訓練に問題がなかったか調べている。潜水艦の訓練は国際海峡以外はどこでも可能で、海域上の問題はなかった。油津海上保安部によると、現場は本州の太平洋側と中国大陸を結ぶ主要航路で、船の航行量が多いという。

 十管によると、ス号は衝突後もそのまま航行。海自から事故の連絡を受けた十管が、周辺海域を捜索し、正午ごろ、油津港の南東で発見した。フィリピン人16人と韓国人1人が乗船。乗組員は「突き上げるような衝撃を感じたが、周りに船が見当たらなかったので航行を続けた」と語ったという。19日に名古屋港を出港し、中国に向かう途中だった。

 吉川栄治・海上幕僚長は「事故は誠に遺憾で申し訳ない。一歩間違うと大惨事であり、徹底的に(事故原因を)調べて、再発防止を徹底したい」と話した。

■「原因を調査し再発防止徹底」 塩崎長官

 塩崎恭久官房長官は21日午後の記者会見で、海上自衛隊の練習潜水艦が宮崎県日南市沖でパナマ船籍のタンカーと接触事故を起こしたことについて「原因を早急に調査するとともに、同種事故の再発防止を徹底し、万全を期す」と述べ、事故原因の究明と再発防止に全力を挙げる考えを示した。

 また、塩崎氏は「現時点では人的被害はないと聞いているが、物的被害は調査中だ」と語った。

=2006/11/22付 西日本新聞朝刊=

「航行音、認識できず」=潜水艦接触、調査チーム派遣-海幕長

 海上自衛隊の練習潜水艦「あさしお」が浮上中にパナマ船籍のタンカーと接触事故を起こしたことについて、吉川栄治海上幕僚長は21日午後、記者会見し、「潜水艦は接触直前まで、何らかの原因で船舶の航行音を認識できなかったのではないか」と述べ、徹底的な調査を行う考えを示した。

 海自は原因究明に向け、あさしおが入港した宮崎県・油津に6人から成る事故調査チームを派遣した。 

(時事通信) - 11月21日21時1分更新

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